2008年05月14日
ワシントンD.C.の犯罪問題
こんな町に犯罪がある事が考えられませんね。
清潔な計画都市のイメージとは裏腹に、ワシントンD.C.は全米有数の犯罪都市のひとつである。モーガン・クイットノー社の「全米の危険な都市」ランキング(2005年版)ではワースト13位であった。特に殺人の発生率が高い。1990年代にはmurder capital(殺人の都)と呼ばれ、悪名が高かった。1991年には同市の殺人発生件数は482件(人口10万人あたり80.6件)でピークに達した。市の中心部ではジェントリフィケーションが進み、犯罪も減少傾向にあるものの、2004年の殺人発生件数は198件、人口10万人あたり35.7件(いずれも連邦捜査局のデータによる)で、依然として高い数値である(ちなみに、ニューヨークでの殺人発生率は人口10万人あたり約7件である)。
特に危険なのは市南東部のアナコスティア地区(Anacostia)である。ワシントンD.C.で起こる殺人の約1/3はこのアナコスティア地区内で発生している。1950年代までは白人の中流階級の住宅地であったが、州間高速道路の発達により人口が郊外へ流出、住民の層が大きく変わり、治安が著しく悪化した。現在、この地区の黒人人口率は92%に達する。市境を越え、メリーランド州側にも治安の良くないエリアが広がっている。また、市の北東部、グレイハウンド・バスターミナル周辺も治安の悪い地域である。
一方、ジョージタウンなどの高級住宅街が広がる市北西部や、中心部のナショナル・モール周辺の治安は概ね良好である。
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